「紙カルテからクラウドへ。患者さんに寄り添う診療を支えるミニイク」

ひなた動物クリニック 院長 藤本 泰史 先生
兵庫県姫路市にある「ひなた動物クリニック」は、2021年7月に開院された犬猫専門の動物病院です。
藤本院長は「飼い主に寄り添ったわかりやすい診療」を大切にし、高齢者を含む幅広い層の患者様に対して、予防医療から一般診療、外科まで幅広く対応されています。
そんなひなた動物クリニックが、開院から数年で導入を決めたのがクラウド型動物病院運営システム「ミニイク」でした。
導入前の課題
- 紙カルテの頃は特に記載に時間がかかり、紛失や保管順序の乱れが頻発
- 会計処理は手入力で計算ミスが起こりやすく、飼い主への負担に直結
- 写真は印刷してカルテに貼付する必要があり、管理が煩雑
ミニイク導入の決め手
- 他社製品と比較しても利便性に遜色なく、コスト面で現実的だった
- 決め手は担当営業やサポートメンバーの人柄。「今後長く付き合うことを考えたときに、この人達と一緒にやりたいと思った」と藤本先生は語ります
- 既存システム終了のタイミングでスムーズに移行できた点も安心材料でした
導入後の変化
整然とした院内環境の実現
- 紙カルテを完全になくして、電子カルテ一本の運用にすることでカルテ棚なくスペース的にも有効活用、整然とした環境を作れている
- 紛失や検索性など、多くの点で電子化をしてよかったと日常的に感じている
iPad診療スタイルの実現
- iPadで撮影した写真をカルテに直接アップロードが出来るようになり、皮膚疾患など症状の記録が格段に分かりやすくなり、診療の質が向上
- 診察室にパソコンを置かず、iPad一台で診療が完結。診察室をきれいに使いたいので据え置きが嫌だったのと、飼い主の前でキーボードを叩くことなく診療後にまとめて入力できる運用が可能になった
スタッフの負担軽減
- 紙カルテ時代に比べて会計・記録作業の効率化
- 電子カルテ等の利用経験のあるスタッフがいたため、移行もスムーズに進行
今後の期待と要望
- 会計回りの利便性向上(2025年12月リリース予定)や薬剤選択・計算周りの利便性向上(2026春~夏リリース予定)、そしてカルテ入力の補助や自動化(2026春頃リリース予定)、などを期待しています。「診療中の会話からSOAP形式に自動変換できれば、残業が大幅に減り、飼い主への説明にもっと集中できる」と藤本先生は期待を寄せています。
藤本先生から導入を検討中の先生方へのメッセージ

「紙カルテから電子カルテへの移行は進めば進む程とても大変になります。これから開業する先生方は、最初から電子カルテを導入することを強くおすすめします。
トラブルや停電などの心配もほとんどなく、デメリットは感じていません。
ミニイクはまだ発展途上の部分もありますが、その分、ユーザーの声が反映されやすく、一緒にシステムを育てていける楽しさがあります。」
まとめ
ひなた動物クリニックでは、ミニイク導入によって「紙カルテの煩雑さから解放」され、「診療の質」と「飼い主への寄り添い」がさらに深まりました。
今後も新機能が追加されることで、業務効率化と医療の質向上の両立が一層進むことが期待されています。
病院紹介:ひなた動物クリニック

- 所在地:兵庫県姫路市広畑区高浜町1丁目88番地
- ホームページ:https://hinata-ac.com/