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導入事例

【導入事例】オハナペットクリニック(千葉県八千代市)

「家族のように寄り添う医療」を支える、ミニイク導入で実現した理想のチーム運営

病院紹介

千葉県八千代市にあるオハナペットクリニックは、2017年に辻川俊介院長が開院。

ハワイ語で“家族”を意味する「オハナ」の名の通り、「日本一、飼い主とスタッフに向き合う動物病院」を理念に掲げています。

2025年10月には、診察室5室・手術台3台を備える新病院へ移転拡張。CTなどの先進機器を導入し、より多くの動物と家族を支える体制を整えました。

辻川院長が大切にしているのは、「専門性よりも、まず“人に向き合う文化”を守ること」です。

「病院が大きくなっても、飼い主さんとスタッフの距離感だけは変えたくなかった。ミニイクは、その思いを支える“仕組み”になりました。」


導入前の課題

温かい医療を提供する一方で、紙カルテ中心の業務では次のような課題がありました。

  • カルテの紛失や記載漏れによる情報共有の遅れ
  • 会計とカルテが連携しておらず、レジ締めに時間がかかる
  • 毎日の締め作業に約30分、残業が常態化
  • スタッフが増える中で、業務ルールや入力フォーマットのばらつき

「理念を実現するには、まず“人の負担”を減らすことが必要でした。そこで、カルテ・予約・会計を一体化できる仕組みを探しました。」


ミニイク導入の決め手

複数のシステムを比較する中で、辻川院長が最も評価したのは、動物病院の現場を理解した設計思想でした。

  • カルテ・会計・予約・顧客情報が連動し、業務が一気通貫
  • 導入直後から使いやすいシンプルなUI
  • サポート対応が速く丁寧で、安心して任せられた
  • コストに対する機能バランスが非常に高い

「他の製品では“便利そうな機能”が多い反面、実際の現場で使いこなせないことが多かった。ミニイクは、“必要なところにちゃんと手が届く”設計だと感じました。また、営業やカスタマーサポートの対応が安心出来たことも非常に大きかったです」


導入後の変化・成果

導入から定着を通じて、院内業務の見える化と効率化が進みました。

項目導入前導入後
会計処理時間約10分2〜3分に短縮
レジ締め作業約30分10分以内に短縮
残業時間月約20時間約10時間削減
カルテ管理紙での記入・検索電子化で紛失ゼロ・検索即時
スタッフ教育属人的・手作業中心入力ルール統一・早期習熟

「今ではカルテの探し物もなく、会計もスムーズ。スタッフの残業が減り、みんなが笑顔で帰れるようになりました。」


チームの変化

電子カルテ導入当初は慣れが必要でしたが、入力ルールを明確にすることで、新しく入ったスタッフもスムーズに業務へ参加できるようになりました。

また、獣医師を含むスタッフ人数や規模の拡大に合わせて、更に「ミニイク」の効果が発揮されていると感じています。

「電子化によって“効率化”以上に、“安心して任せられる仕組み”ができたと思います。ミスが減ると、自然にチームの信頼感も生まれました。また、人数が増えてより一層チーム診療が重要になっている中で、「ミニイク」の効果を今まで以上に実感しています」


今後への期待

オハナペットクリニックでは、さらにデータ活用を進める計画です。

  • 外来〜入院・ホテルを横断するデータ連携の強化
  • データ集計・分析機能による経営判断の可視化
  • 動物病院の規模化に伴う、更なる有効活用の模索

「“なんとなく忙しい”ではなく、“数字で見える経営”に変えていきたい。感覚に頼らない医療と経営が、病院全体の質を高めてくれると思います。」


院長メッセージ

「ミニイクは、単なる電子カルテではありません。それぞれの動物病院が大切にしている“理念”を支えるツールです。

仕組みが整えば、人に向き合う時間が生まれる。働く人が笑顔になれば、飼い主さんや動物にもその笑顔が伝わります。

これからは「電子カルテを入れるか/入れないか」を考えるのではなく、「どの電子カルテを選ぶか」を考えることが重要な時代になっていると感じています」


病院概要

病院名: オハナペットクリニック

所在地: 千葉県八千代市大和田新田103-34

ホームページ:https://ohana-pc.com/

院長: 辻川 俊介 先生

開院: 2017年12月(2025年10月 新病院移転)

診療対象: 犬・猫・ウサギ・フェレット・ハムスター・モルモット など

理念: 「日本一、飼い主とスタッフに向き合う動物病院」

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